これまで訪れた地の歴史を学ぶ in 伊勢・赤福
こんにちは。
鈴木実麻です。
今回からは、国内の観光地や有名スポットの歴史についても調べてみました。
まずは、日本人の心のふるさととも言われるお伊勢さんの有名土産「赤福」についてです。
私は、お伊勢さんへは毎年のように訪れていて、その度におかげ横丁にある赤福本店に寄っていますが、赤福って本当に美味しいですよね。
友人や経営者仲間にお土産に買って帰るとも、いつも喜ばれます。
そんな赤福ですが、その歴史は長く、今から約300年前の1707年に創業しました。
1707年は、生類憐みの令で有名な徳川綱吉の時代です。
赤福って、そんな古い時代から続いていたのですね!
今の場所に本店を構えたのは、創業から170年後の1877年。
西南戦争が起きた年です。
それから、第二次世界大戦による休業を挟み、東京オリンピックが開催されて1964年には大阪と名古屋に直営店をオープン。
1975年には、テレビドラマ「赤福のれん」がフジテレビ系列にて全国放映。
そして、2010年には信頼の証である「HACCP手法導入施設」と三重県から認定され、味も安全も保証されたお菓子として確立されたそうです。
私は、赤福本店で食べる出来立ての赤福とお茶のセットが大好きです。
お伊勢さんに行かれる際は、ぜひ寄ってみてください♪
なかなか旅行には行きにくい情勢ですが、早く旅行を再開できる日を心待ちにしています。
次の楽しみは、11月に行われるロハスフェスタ万博への出店です。
たくさんの方に喜んでいただけることを楽しみにしています♪
これまで訪れた地の歴史を学ぶ in フランス・モンサンミッシェル
こんにちは。
鈴木実麻です。
『これまで訪れた地の歴史を学ぶ』シリーズも、今回が8記事目になります。
今回は、今年1月の親孝行旅行で母と訪れた思い出の地である”フランス・モンサンミッシェル”の歴史について書きたいと思います。
カトリック教の礼拝堂として建設
モンサンミッシェルの起源は今から約1,300年前の西暦708年、大天使ミカエルが司教(カトリックの職務の位の名称)に「この岩山に聖堂を建てよ」とお告げをし、カトリックの巡礼地であるこの地に礼拝堂が建てられました。
監獄として使われたモンサンミッシェル
月日は流れ、イギリスとフランスの戦争であった百年戦争(14世紀~15世紀)の際には自然の要塞として使われ、18世紀のフランス革命の際には修道士は追い払われて監獄として使われていました。(見る人を魅了するモンサンミッシェルですが、まさか昔は監獄だったなんて驚きました!)
世界文化遺産登録へ
フランス革命後、フランスでは歴史のある美術品や建築物を保護しようという動きがあり、このモンサンミッシェルも増築や修復が行われ、今の姿になりました。その歴史と建築が評価され、1979年には世界文化遺産に登録されました。
世界遺産で繋がる、日本の「宮島」とフランスの「モンサンミッシェル」
日本との友好も深く、2009年にモンサンミッシェルと宮島のある広島県廿日市市の間で観光姉妹提携が結ばれました。
モンサンミッシェルと宮島は、海に浮かぶ世界遺産であること、信仰の聖地として1000年以上の歴史があること、それぞれの国を代表する観光地であることなど、大きな共通点があり、とっても親近感を感じますね。
www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp
私たちが訪れた際には、友好10周年を祝ったポスターも見つけました。
遠く離れた国ではありますが、とっても身近に感じますね。
歴史を知れば知るほど、モンサンミッシェル の魅力を一層感じることができます。
「西洋の驚異」とも言われるほど素晴らしい観光名所なので、是非行ってみてください。
これまで訪れた地の歴史を学ぶ in グアム・恋人岬
こんにちは。
鈴木実麻です。
今回は、今年2月に仕事仲間と訪れたグアムの名所『恋人岬(Two Lovers Point)』についてです。
私たちが訪れた時は、たくさん写真を撮って楽しむことに夢中でしたが、調べてみると古くから伝わる伝説が残っている場所なんですね。
この伝説には諸説ありますが、身分の高い家系に生まれた娘と、先住民系の男との悲しい禁断の恋の物語だと広く伝わっています。
その歴史は、スペイン統治時代(17世紀~18世紀頃)にさかのぼります。
当時のグアムでは、身分の違う人々が交わることは禁じられていました。
娘の父親は、彼女の意思と反してスペイン人将校との結婚を決めていましたが、彼女は自分よりも身分が低い男と出会い、恋に落ちて身をくらませます。
これに激怒した父親やスペイン兵士たちは、2人を見つけ出し、2人は岸壁に追い詰められてしまいます。
それでも永遠の愛を誓った2人は、互いの髪を結びつけ、最後のキスを交わすと、岸壁から身を投じました。
悲しい話ですが、この伝説が「永遠の愛を誓う聖地」として、恋人岬が広く有名になりました。
身分が違っても、命を差し出してでも、愛する人との永遠の愛を選んだ2人の強い意思を思うと、愛の力は偉大だなと感じました。
私も、愛する家族や旦那さん、仲間との絆を一生大切にして、これからも豊かな人生を送り続けようと思います。
これまで訪れた地の歴史を学ぶ in トルコ
こんにちは。
鈴木実麻です。
今回は、大学の卒業旅行で親友と訪れたトルコの歴史や日本との関係について調べてみました。
アジアとヨーロッパの中間に位置し「東西文明の十字路」を呼ばれるトルコには、数々の世界遺産が存在し、観光客に人気の国です。
また、親日国として日本との関係も深いようです。
日本とトルコの関係が始まったのは、19世紀末に岩倉使節団がイスタンブールを訪問した時だと言われています。
当時はオスマン帝国がトルコの地を支配していました。
そして、両国の関係を築いた有名な事件があります。
それは「エルトゥールル号遭難事件」です。
日本の使節団に応える形で、オスマン帝国からも600名以上の使節がエルトゥールル号に乗って送りだされました。
しかし、帰路に就いた直後に台風によってエルトゥールル号が紀伊半島沖の岩礁に衝突し、乗客は海に投げ出されてしまいました。
乗客のほとんどが亡くなってしまいましたが、約70名は地元住民により救出され、日本政府の支援によって母国へ無事帰国できました。
この事件がきっかけで日本に対して友好的なトルコ国民が増えたと言われています。
ちなみに、エルトゥールル号遭難事件を描いた『海難1890』という映画もあるそうですよ♪
100年以上も前から、遠く離れた地の人々の絆が続いていると思うと感慨深いですね。
人間関係に距離や年月は関係ないんだなと学びました。
約3,800旅館・ホテルの中から選び抜かれた4選!『2019年度サービス最優秀旅館・ホテル』
こんにちは。
鈴木実麻です。
6月初旬に近畿地方では梅雨入りが発表されました。
最近は、日差しが強い日が続いていたので、過ごしやすくなった様に感じます。
梅雨の時期は家で過ごしながら、夏に向けて「旅の計画」を立てるようにしています。
先日、大手旅行会社のJTBから「2019年度サービス最優秀旅館・ホテル」が発表され、旅の計画を立てるにはピッタリの記事でしたので、ご紹介したいと思います。
この賞は、JTB協定旅館ホテル連盟に加盟してる約3,800の旅館・ホテルの中から、お客様アンケートで最も高い評価を得た4施設に送られたものです。
【結果】2019年度サービス最優秀旅館・ホテル(4選)
大谷山荘(山口県)
(出典:JTB公式サイト)
大谷山荘は、1881年に創業され、過去に天皇皇后両陛下が御来館されたり、日露首脳会談でプーチン大統領が宿泊されたりと、とても歴史と品格があり、今回のJTBサービス最優秀書旅館賞も5回連続受賞という常連の旅館です。おとずれ川に面した温泉宿で、豊かな緑と川のせせらぎを感じながら入る露天風呂が人気だそうです。
落ち着いた「和」のテイストがとっても素敵で、親孝行で両親と一緒に行ってみたい旅館だなと思いました。
【施設情報】
大谷山荘
〒759−4103
TEL:0837−25−3300
ホテルオリオンモトブリゾート&スパ(沖縄県)
(出典:JTB公式サイト)
このホテルは、2014年7月に開業。全室オーシャンビューで開放的な空間を味わうことができるホテルです。私が気になったのは、この施設内にあるタラソ(海水)スパ。心身のリフレッシュと健康美をテーマにしたタラソテラビーでは、海藻・海泥を使ったボディーパックや、タラソスタイルのボディーマッサージも楽しむことが出来ます。
仲の良い女友達とワイワイ旅行に行くには最適な場所だなと思いました。
【施設情報】
ホテルオリオンモトブリゾート&スパ
〒905−0207
TEL:0980−51−7300
http://www.okinawaresort-orion.com
心のリゾート海の別邸ふる川(北海道)
(出典:JTB公式サイト)
このホテルは、太平洋を一望できる場所にあり、自然を感じながら寛ぐことが出来る所です。私が気になったのは、露天風呂!海と一体になったような感覚で浸ることができ、夜には満天の星に包まれて、さざ波のBGMの中、星の中に浮かんでいるような感じだそうです。
大切な人とゆっくり時間を過ごしたい時に行ってみたいホテルですね。
【施設情報】
心のリゾート海の別邸ふる川
〒059−0641
TEL:0144−87−6111
https://www.kokorono-resort.com
柊家旅館(京都府)
(出典:JTB公式サイト)
そして最後にご紹介するのは、私の地元でもある京都にある旅館です。
この旅館は、日本人初のノーベル文学賞を受賞した川端康成氏が愛用した旅館として知られており「京都ではいつも柊家に泊まって、」と川端氏が柊家の為に書いた原稿も残っているそうです。偉人が過ごした歴史ある建物の中で、ゆっくり読書してみたいですね。
【施設情報】
柊家旅館
〒604−8094
TEL:075−221−1136
家族や仲間と素敵な旅ができることを楽しみにしながら、今日も全力で仕事します。
~以上~
これまで訪れた地の歴史を学ぶ in シンガポール
こんにちは。
鈴木実麻です。
もう10年以上前になりますが、母親と旅行でシンガポールを訪れました。
当時からシンガポールは「世界一安全で清潔な国」として知られており、母とも安心して旅行を楽しんだ思い出があります。
シンガポールは、日本から南へ約7時間、赤道直下にある常夏の国です。
国土面積は日本と比べて小さく、東京23区と同じくらいです。
物価水準は高く「生活費の高い国ランキング」でも上位に位置しているため、優雅な旅行を楽しむには最適な国の1つです。
また、シンガポールは中華系の国民が大半を占めますが、マレー系・インド系の国民や、外国籍の移民も多いため、多種多様な文化が入り混じった国際的な雰囲気を楽しむことも出来ます。
シンガポールの代表的な観光スポットといえば「マーライオン」や「マリーナベイ・サンズ」などがありますが、今回はこの2つの由来や歴史について簡単にご紹介したいと思います。
マーライオンは、頭がライオン、体は魚という変わった風貌をしています。
その由来をご存知ですか?
11世紀頃、当時の王族が航海の途中に嵐に遭遇しました。海に王冠を投げたところ、海が静まり返り、無事に対岸の島にたどり着くことができました。
その時、島にライオンが現れ、その地を王族が治めることを許して立ち去ったという言う伝説が残っています。そのライオンの頭と、海の街を表す魚の体を合わせたものがマーライオンだと言われています。
マーライオンは知っていても、その由来まで知っている人は少ないのでは?
色々背景についても知っていくと面白いですね!
マリーナベイ・サンズは、経済と観光をさらに活性化させるために、シンガポールの新しいランドマークとして、2010年4月にオープンしました。
オープン以来、『世界のベストレストラン50』『アジアのベストレストラン50』『Forbes Travel Guide スターアワード』『ソーシャルホテルアワード』など、約600以上の賞を受賞し、世界を代表するホテル施設として高く評価されています。
私がシンガポールを訪れた時は、まだオープン前の状態でしたが、最近マリーナベイ・サンズに行かれた経営者の先輩が「人生で一度は泊まった方がいいホテルだよ!」と話されていて、次にシンガポールに行く際には必ず泊まりたいと思います。
日本からも近いシンガポール、近々行けるのを楽しみにしています。
これまで訪れた地の歴史を学ぶ in スペイン・サグラダファミリア
こんにちは。
鈴木実麻です。
今回は、今年1月に親孝行旅行と題して母と訪れた、スペイン・バルセロナを象徴する未完の傑作『サグラダファミリア』の歴史に触れてみました。
サグラダファミリアといえば、建築家アントニ・ガウディが設計した、スペインを代表する巨大な建築物です。
ガウディの作品として有名ですが、実は、元々は別の建築家が設計をするはずでした。
1882年、カトリック団体「サン・ホセ教会」が設立を計画し、建築家フランシスコ・ビリャ―ルが設計を任せれていましたが、彼は意見が合わないことを理由に設計を辞退してしまいました。
そこで翌年新たに設計を任せれることになったのが、当時無名だったガウディだったのです。
ガウディが最初から手掛けたものかと思っていたので、これを聞いて驚きました。
しかし、1926年にガウディが亡くなります。
この時、サグラダファミリアはたったの1/5しか完成していませんでした。
それが理由で建設が一時中断し、また1936年にはスペイン内戦が始まり、しかも内戦の期間に設計図の大半を失ってしまったのです。
その影響で長い間建設が止まっていましたが、1952年にガウディが残した模型を頼りに建設が再開されました。
2005年には、サグラダファミリアのうち「生誕のファサード」と「地下礼拝堂」が『アントニオ・ガウディの作品群』として世界遺産に登録され、ガウディの名がさらに有名になりました。
たくさんの障害を乗り越えて今があることを思うと、とても感慨深いです。
ガウディやその意思を引き継ぐ方々の想いが詰まった作品なんですね。
スペインに行かれる際は、その歴史も感じながら是非行ってみてください♪