これまで訪れた地の歴史を学ぶ in トルコ
こんにちは。
鈴木実麻です。
今回は、大学の卒業旅行で親友と訪れたトルコの歴史や日本との関係について調べてみました。
アジアとヨーロッパの中間に位置し「東西文明の十字路」を呼ばれるトルコには、数々の世界遺産が存在し、観光客に人気の国です。
また、親日国として日本との関係も深いようです。
日本とトルコの関係が始まったのは、19世紀末に岩倉使節団がイスタンブールを訪問した時だと言われています。
当時はオスマン帝国がトルコの地を支配していました。
そして、両国の関係を築いた有名な事件があります。
それは「エルトゥールル号遭難事件」です。
日本の使節団に応える形で、オスマン帝国からも600名以上の使節がエルトゥールル号に乗って送りだされました。
しかし、帰路に就いた直後に台風によってエルトゥールル号が紀伊半島沖の岩礁に衝突し、乗客は海に投げ出されてしまいました。
乗客のほとんどが亡くなってしまいましたが、約70名は地元住民により救出され、日本政府の支援によって母国へ無事帰国できました。
この事件がきっかけで日本に対して友好的なトルコ国民が増えたと言われています。
ちなみに、エルトゥールル号遭難事件を描いた『海難1890』という映画もあるそうですよ♪
100年以上も前から、遠く離れた地の人々の絆が続いていると思うと感慨深いですね。
人間関係に距離や年月は関係ないんだなと学びました。