これまで訪れた地の歴史を学ぶ in グアム・恋人岬
こんにちは。
鈴木実麻です。
今回は、今年2月に仕事仲間と訪れたグアムの名所『恋人岬(Two Lovers Point)』についてです。
私たちが訪れた時は、たくさん写真を撮って楽しむことに夢中でしたが、調べてみると古くから伝わる伝説が残っている場所なんですね。
この伝説には諸説ありますが、身分の高い家系に生まれた娘と、先住民系の男との悲しい禁断の恋の物語だと広く伝わっています。
その歴史は、スペイン統治時代(17世紀~18世紀頃)にさかのぼります。
当時のグアムでは、身分の違う人々が交わることは禁じられていました。
娘の父親は、彼女の意思と反してスペイン人将校との結婚を決めていましたが、彼女は自分よりも身分が低い男と出会い、恋に落ちて身をくらませます。
これに激怒した父親やスペイン兵士たちは、2人を見つけ出し、2人は岸壁に追い詰められてしまいます。
それでも永遠の愛を誓った2人は、互いの髪を結びつけ、最後のキスを交わすと、岸壁から身を投じました。
悲しい話ですが、この伝説が「永遠の愛を誓う聖地」として、恋人岬が広く有名になりました。
身分が違っても、命を差し出してでも、愛する人との永遠の愛を選んだ2人の強い意思を思うと、愛の力は偉大だなと感じました。
私も、愛する家族や旦那さん、仲間との絆を一生大切にして、これからも豊かな人生を送り続けようと思います。